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薬には病院で処方してもらう医療用医薬品と薬局やドラッグストアで購入する一般用医薬品があります。薬ののみあわせによっては思わぬ副作用が生じたり、薬の効き目があらわれなかったりする場合があります。清風薬局のスタッフが実際に体験した薬にまつわるちょっと驚きのエピソードをご紹介します。

★エピソード2★エピソード3★エピソード4

★エピソード1 プラス効果がマイナスになる薬

 清風薬局の患者さんで血圧を下げるお薬を飲まれていた方から、症状が改善されないようだというご相談を受け、何か他に原因があるのではないかと日常生活について、いくつかお話を伺ってみました。
 その患者さんは、病院から処方される降圧剤のほかに、胃の調子がすぐれないという理由で市販薬である「太田胃散」を服用されているとのこと。原因はそこにあったのです。
「太田胃散」には出過ぎた胃液を中和させたり胸やけを和らげる効果がありますが、その成分の一つが「炭酸水素ナトリウム」。これを高血圧の患者さんが長く服用すると塩分の摂りすぎと同様になってしまうのです。
 そこでお勧めしたのがナトリウム成分を含まない健胃消化剤。清風薬局の製剤の中から患者さんの症状に合うものを選んでお渡ししました。
 その後は血圧も次第に落ち着いてきたと嬉しい報告を頂きました。

 

★エピソード2 無駄のない飲み方とは?

 どこでも手軽に栄養補給が出来てコンビニなどでも24時間買えるようになった栄養ドリンク剤。ちょっと疲れた時には一本「ググッ」と一気に飲んじゃいそうですが、このドリンク剤の賢い飲み方をご存じですか?
 実はこれは清風薬局にいらっしゃる患者さんに教えて頂いたお話しです。
 日頃から歩くことを心がけているというAさん。バッグにはファイト一発でおなじみのリ○○○○Dを携帯していらっしゃいます。歩き疲れてちょっと休憩という時、このファイトの素を「ゴクリ」。しばらく歩いて疲れたら、ひとやすみしながらまた「ゴクリ」。
 こんな風にAさんは、1本の栄養ドリンクを何回かに分けて飲んでいらっしゃいます。賢い飲み方というのはこのことなのです。
 皆さんはビタミン剤などを飲んだ後にトイレに行ったら尿が黄色くなっていたという経験はありませんか?これは体が一度に吸収できない成分をそのまま尿と一緒に排泄するためにおこること。
 ビタミン成分たっぷりのドリンクも、Aさんの様に少しずつ飲めば成分を無駄なく体内に取り入れることができるというわけです。
 もちろん、この私も実践しています。

 

★エピソード3 お薬でつながるコミュニケーション(1)

 薬局のカウンター越しにいろんな患者さんたちにお薬を渡したり、お話をさせて頂いていると患者さんとの間にも、様々なコミュニケーションが生まれます。顔や名前を覚えて頂いたり、時にはプライベートなお話を聞かせて頂くことも。
 そんな中で「病院の先生に直接話してはいないのだけど、実は・・・」というご相談を受けることがあります。その理由は、『特に顕著な症状が出ているわけではないから』『別にたいしたことではないと思ったから』『話しをしづらい先生だから』などなど。
 本来であればどんなに些細なことでも直接担当の医師に話すことが望ましいのですが、それが無理であれば私たち薬剤師がお話をお伺いいたします。例え小さなことでもそれを見逃すことが、結果的に重大な問題を引き起こす要因になる可能性さえあるのですから。もちろんお話の内容によっては医師に報告し処方を変更するよう医師に提案する場合もあります。
 お薬をお渡しするだけでなく医師と患者の橋渡しをすることも私たち薬剤師の仕事です。
 お気づきの点、またご心配な点がありましたらいつでもお気軽にご相談下さい。

 

★エピソード4 お薬でつながるコミュニケーション(2)

 ある時、耳鼻科の処方せんを持ってこられたAさんが、薬の説明が終わったあとにこんな質問をされました。
「最近血液検査で腎機能が低下しており、心配している。他の病院でも薬をもらっているが、耳鼻科の薬を一緒に飲んでいいのか?」
 そこで、現在服用されている薬をみせてもらうことにしました。その中には腎臓に負担をかけやすいお薬が数種類あったため、Aさんに「すぐ病院に行って腎機能が低下していることを医師に伝え、これらのお薬を続けていいかどうか相談してみて下さい。ただし、耳鼻科のお薬はしっかり服用して下さいね。」とお伝えしました。
 その後Aさんは医師にそのことについてお話をされたようでした。数日後に来られた時にはお薬を中止することで腎機能も改善しており、非常に喜んでいらっしゃいました。
 このAさんのように患者さんの中には複数のお薬を服用されていたり、あるいはいくつかの病院で治療を受けていらっしゃる例も少なくはありません。ご自分の判断でお薬の服用を続けたり、やめたりするのではなく担当医師や薬剤師に相談をしてみて下さい。
 私たちは「お薬の専門家」です。