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研修・教育制度

薬剤師のスキルアップを実現する様々なシステム。

薬剤師の質のレベル向上を目的に、清風薬局では服薬指導や調剤業務など
幅広いテーマで、毎月社内研修を行っています。
またよりグローバルな視点を業務に取り組むよう
薬剤師の海外(米国)研修も実施しています。

清風薬局では、長期実務実習、インターンシップを受け入れています。
清風薬局において、実習を行った薬学生の感想をご紹介します。

長期実務実習 2019

(2019/5/8~2019/8/9)

長期実務研修を振り返って

福岡大学薬学部薬学科5年生

木戸口 隆俊

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5月27日から2か月半の間、実習を清風薬局多良木店でお世話になりました。
実習が始まる前まで、大学のほうでもできるだけ知識をつけたうえで実習に臨めるように日々取り組んできました。しかし、実際の現場の業務を体験し、自分の持つ知識というのはあくまで土台となるものであるということを痛感しました。
薬局実習では、ピッキング、軟膏・クリームの混合・充填、散剤の計量・混合・分包を行うことから始め、徐々に疑義紹介や鑑査・服薬支援といった多職種の方や患者さんと関わる業務にまで拡大していく形で進んでいきました。さらに、学校薬剤師・薬局製剤・地域ケア会議・在宅医療も体験できました。
調剤では、初めは処方箋を見ながら色々と戸惑うことも多かったり、業務をしていくなかで至らない点もあったと思います。
服薬支援では、用法用量、副作用、相互作用、見た目や性質、使い方、保存方法といった薬剤ごとの細かな特徴があり戸惑いました。
そんな中、指導薬剤師や薬局職員の方々が優しく教えてくださったおかげで、日数を重ねるごとに少しずつ業務に慣れ、調剤業務をスムーズに行うことができるようになりました。服薬支援で、自分の知識を活かし患者さんの薬歴・主訴・処方薬・検査値から総合的に状態を判断し、服薬支援に反映できた時の喜びや患者さんと仲良く話せた際の嬉しさは私の中でとても良い思い出になりました。
業務を体験していく上で大変なこともありましたが、これらの経験がこれからの自分に繋がっていくと信じています。
薬剤師として働くうえで重要なことは、患者さんが中心の医療チームの中で多職種との連携のもと、お薬を通じて患者さんの傍に寄り添い、互いの信頼のもとで最終的に患者さんのQOLの向上に努めることであると考えています。
継続して努力するということを怠ることなく、将来なりたい薬剤師像に向かって今できることに全力で取り組んでいくようにしたいと思っています。

長期実務実習 2017

(2017/5/8~2017/7/21)

長期実務研修を振り返って

福岡大学薬学部薬学科5年生

田中 絢也

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5月8日から11週間清風薬局人吉店で実習させていただきありがとうございました。不安でいっぱいのスタートでしたが薬局の皆さまが優しく丁寧に指導してくださったり患者様に服薬指導させていただいたり「頑張ってね」と優しい言葉をかけていただき楽しく多くのことを学ぶことができました。
 今まで学校の座学で学ぶばかりでしたが初めて現場に出て、処方箋受けつけから調剤、監査、服薬指導、疑義照会、学校薬剤師、訪問薬剤管理指導、老人保健施設、休日の業務、各種勉強会等たくさんのことを体験させていただきました。
 学校では薬の作用機序や副作用、効果など習っていましたがいざ現場に出ると薬の量や併用薬などもあり毎日分からないことばかりでした。しかし毎日岡田先生にテーマを与えていただき学ぶことで処方の意図を考えながらできるようになりました。
 また血液検査の結果なども見せていただきました。数値が正常域かどうかも大切なことですがたとえ領域外だとしてもその患者様個人の治療薬や病歴によっての正常値があることを学びました。たとえ同じ病気であっても患者様の体質や生活、効果は出ているのか、副作用はどうかによって選択する薬剤が異なってきます。検査結果や患者様との会話の中で適切な薬を使用しているか判断するスキルと会話で引き出すためのコミュニケーション能力、患者様から様々な情報を教えていただくための薬剤師としての信頼性が非常に重要であることを実感しました。
 今回いろいろな方のご指導や支えがあり無事に実習を終えることができとても感謝しています。実習を通し医療人としてあるべき姿を見せていただきどういう薬剤師になるかということを考えさせていただきました。絶対に理想とする薬剤師になれるように一生懸命勉強していきたいと思います。本当にありがとうございました。

インターンシップ2021

(2021/12/9~2021/10/10)

 12月9日(木)と12月10日(金)の2日間、2名のインターンシップ生の受け入れをしました。

 各店を回りながら「調剤」や「漢方カフェ」といった薬局業務の見学(一部体験)と、「介護業務」や「研修施設」といった周辺業務の見学も行いまいた。

 インターンシップ生からは以下の感想をいただいています

インターンシップを終えて

城西大学薬学部薬学科5年生 H.S

 今回、清風薬局でインターンシップに参加しようと考えた理由は2つあります。
 1つ目は都心部にいたら知ることのできない地域に根付いた調剤薬局のあり方知りたいと思ったからです。
 2つ目は漢方カフェに興味があったからです。
 今回のインターンシップでは、清風薬局の様々な店舗を見学させていただきました。1つ1つの薬局に特徴があり、患者様のニーズに合った店舗の作りがされていることが分かりました。また、健康サポート薬局はどういうところなのか清風薬局の店舗作りから知ることができました。
 漢方カフェに興味を持った理由として、薬局実習において漢方薬局で実習を行う機会があり、そこで漢方によって体質改善をされた患者様のことを知ったからです。漢方カフェを実際に体験してみたら、気軽に漢方について知ることもでき、その場で煎じたものを飲むこともできてとても良かったです。漢方について何も分からない患者様が初めて知る機会として利用するには良い場だと思いました。
​ 今回のインターンシップでは実務実習で学ぶことのできなかった調剤済み麻薬の廃棄やヒヤリハット報告書の作成などを経験させていただきありがとうございました。今回の経験から自分がどのような薬剤師になりたいか新たに考えようと思いました。また、今回の経験を活かし立派な薬剤師になりたいと思います。

インターンシップを終えて

城西大学薬学部薬学科5年生 S.I

 2日間とても貴重な経験をいくつもさせていただきました。
​ 漢方カフェというものが気になり、インターンシップに参加させていただいたので、実際漢方カフェで漢方を煎じて飲むことができ良かったと思いました。
 漢方カフェとして全国に広がり、誰れでも気軽に行くことができるようになったら良いと感じました。他にもスーパーに併設されている薬局や、介護用品の販売や展示が行われている薬局も教えていただき、実際に見学させていただいたことで、清風薬局が幅広く、また、他の薬局では行われていないことを行い、地域の方々と密接に関わりささえているということを知ることができました。
 薬剤師の方々も経験豊富な方ばかりで、様々な貴重なお話を聞くことができ、今後の就職活動や就職後の働き方などについての考え方にとても良い影響を受けることができたと感じました。
 私自身も、薬剤師になった際には様々なことに挑戦し、経験を積み、地域の方々や患者様に寄り添えるよう信頼してもらえるよう努力したいと思いました。
 今回学んだこと、経験したことを今後の生活や就職活動に活かして薬局いきたいと思います。
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インターンシップ2010

(2010/2/1~2010/2/12)

インターンシップを振り返って

福岡大学薬学部薬学科2年生

中村 裕司

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 清風薬局は地域密着型の薬局で8店進出しています。各店舗によってその地域に合った特徴を持っており、どこがどう違うのか実際に体験して学びたいと思って研修に臨みました。そして自分の進路を考えていきたいと思いました。
 はじめは、多良木本部でした。ここは総合病院の門前薬局であるため患者様の数がかなり多いで す。お昼の時間帯は特に多く、調剤室での仕事は素早く正確に行われていました。研修生の私は何倍もの時間がかかったり、チェックを受けると数え間違いしたりしました。そこでかなり速いスピ ードと高い正確さが必要だと実感しました。しかし、どんなに忙しくても服薬指導をはじめとする 患者様と接するときには、丁寧に分かりやすくする事を心がけていました。一方、朝や夕方の患者 様が少ない時は、薬の発注や薬歴の仕事があります。このときは、ゆっくり丁寧に私に教えて頂き、 社会人、特にこのような患者様と接する職業の人は優しく説明できるのだと思いました。私も将来 このような薬剤師になりたいと思います。また、日常生活でも優しく丁寧に説明するように気をつけていきたいです。
 次はハートピアです。福祉用具貸与、販売をしています。各家庭まで福祉用具を貸し出しに行っ たり、管理をしたりしていて足を使い高齢の方と接することで生まれる会話や信頼感にやりがいを持てると思いました。 免田店では施設の薬を前もって準備したり、人吉店では抗がん剤の薬がよく出るため取りやすい所においたり、はなみずき 薬局では化粧品やOTCにも力を入れたり、サンロード免田店ではサプリメントや薬局製剤を作ったりそれぞれ色々な特徴 をもっています。どんな患者様が来ても対応できるように各薬局とのネットワーク作っている所も凄いと思いました。それらを知り、各地域や他店舗との兼ね合いを見て適応しなければならないと感じました。
 私は、薬剤師になるにはあと4年もあると楽観していました。薬学部が6年制になっ たのは医療の発達や、より地域に貢献できるように期待されているためですが、卒業するまでかなりの時間があるからといって遊んでいました。しかし、今回の研修でたくさんの方に相談にのってもらったため進路が定まってきましたし、モチベーションも上がりました。自分の将来を見通しながら勉学に励み立派な薬剤師になって戻ってきますので、その時はよろしくお願いします。
 今回はこのような研修を2年次という早い段階で受け入れてくれた事を心から感謝しております。本当にありがとうございました。

薬剤師の質のレベル向上を目的に、清風薬局では服薬指導や調剤業務など
幅広いテーマで、毎月社内研修を行っています。
また、よりグローバルな視点を業務に取り組めるよう薬剤師の海外(米国)研修も実施しています。

社内研修

アメリカのドラッグストアを見て

(2010/5/27~6/3)

サンロード免田店 野田 千里

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 私は、調剤薬局では珍しいインストア型調剤薬局で働いています。面の処方箋を受けることがどんなに大変かを身にしみて感じている私には、このような非合理的な薬局がアメリカで主流になっている事が、不思議でしようがありませんでした。そのような時、アメリカのドラッグストア視察研修があると聞き参加を希望しました。
日本とアメリカの違いは、リフィル処方箋とメールオーダー処方箋の存在だと思います。
一枚の処方箋で何度も薬を調剤してもらえるのですが、これは結果的にかかりつけ薬局になり、薬の在庫の無駄がなくなる。事前に出る薬が解っているので用意が楽とのメリットがあります。高度な若しくは緊急な治療が必要な人のために病院を空けておき、予防を主体とする人は必要最低限の病院利用にとどめる、という住み分けがあるように感じました。
ドラッグストアの店内は、明るく楽しい作りにしてあり、歩き回ると時間を忘れそうになります。それでいて、薬局の投薬台はさりげなく人目から視角になるように作られており、落ち着いた雰囲気で患者さんは薬剤師と話をされていました。店内のイメージも手伝い、薬に対してネガティブな所がなく、健康な生活を維持する為に、薬を上手に利用しているといった感じでした。
アメリカのドラッグストアのいい面を吸収して、また明日からの仕事に活かしていけたらいいなと思いました。

学会発表

研究成果を実線に。薬と患者さまをつなぐ新たな可能性の探求

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薬剤師の薬局業務における新しい試みや業務成果を各種学会にて発表しています。

それによって薬剤師の意識向上が図られ業務内容のレベルアップにも活かされています。

​学会発表履歴

第81回九州山口薬学大会(2022年・熊本城ホール)

2022年9月18日(日)、19日(月・祝)熊本城ホールにて「第53回日本薬剤師会学術大会」が開催され、当社管理薬剤師の福永が「当薬局グループにおける医療用抗原定性検査実施期間の検査状況調査研究」の内容にてポスター発表を行いました。
今回、当薬局でおこなった抗原検査において、陽性反応は3件/700件と少なかったのですが。これは、無料検査対象者が無症状であり、かつ濃厚接触者や家族に陽性者がいる方を対象外としている検査のためと思われます。
示説時間には7名近くが訪れて、関心の高さをうかがわせていました。
ポスターリンク
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第53回日本薬剤師会学術大会(2020年・北海道札幌市)

2020年10月10日(土)、11日(日)北海道札幌市で「第53回日本薬剤師会学術大会」が開催され、当社代表の白石貴裕が「デジタル式CO2測定器を使用した小学校教室におけるCO2濃度の経時推移」と言う演題で発表しました。1日を通して教室内のCO2濃度は午後の時間帯にピークをむかえるので、午後に積極的換気を行うのが良いと言う内容でした。
COVID-19の流行により換気が注目を集める中、大勢の皆さんが聴講して店舗や家庭で応用していただきたいと締めくくり発表を終えました。
抄録リンク
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第52回日本薬剤師会学術大会(2019年・山口県下関市)
2019年10月13日(日)、14日(月・祝)山口県下関市で「第52回日本薬剤師会学術大会」が開催され、当社代表の白石貴裕が「当薬局グループにおける要指導医薬品・第一類医薬品とセルフメディケーション税制対象医薬品の販売状況調査研究」と言う演題で発表しました。2年間の調査研究でこの税制を利用するための領収書発行件数は11件で発行率は0.4%と言う結果でした。健康サポート薬局として、国民にもっとこの制度を周知し、利用を促進する取組が必要だとお話して来ました。
抄録リンク
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第79回九州山口薬学大会(2018年・別府市)
●発表趣旨 「訪日外国人 におけるOTC医薬品の購入調査と適正な情報提供への取り組み」
第51回日本薬剤師会学術大会(2018年・金沢市)
●発表趣旨 「小学校における「がん教育」講演会実施の試み」
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